ネットを使って恋人を作るメリット

ネットの発展、社会の変容などで人とのつながりというものが大きく変わってきています。
それは恋愛であっても変わらないようで、「10人に1人」とか「4人に1人」がネットで恋愛をしているという話もあるほどです。
では、このネット恋愛にどんなメリットがあるのでしょうか。

ネットで恋愛をするメリットとは

恋愛をする、付き合うというと、男女がデートに行ったり、一緒に過ごしたり、夜を共にしたリということが思いつくかもしれません。
そこにあるのは友達とは違う精神的なつながりかもしれませんし、単なる快楽かもしれません。
ですが、ネット恋愛という話になると、こういった今までの「恋人観」とは違った付き合いになります。

その違いこそが、メリットであると言えるでしょう。
まず何より、顔を合わせることがありません。
付き合っている相手は画面の向こう側で、顔どころか声もわからないということがあり得るでしょう。

中にはネットを使った無料の電話で話をしたり、メールやチャットアプリを使って自分の写真を相手に送ったりすることもあるかもしれませんが、基本は文章でのやり取りになることと思います。
このことがどうしてメリットになるかですが、まず口下手であっても、人見知りをする人であっても、いわゆるコミュ障であっても本音で話をすることが出来るでしょう。
現実ではなかなか異性に話しかけられない人でも、ネットであれば気にせずに話しかけられるという人は多いです。

また出会える異性に制限がないことも利点です。
現実社会だけで生きていると、学生を終えて社会人になると、仕事先でしか異性と出会う場所がないという状況も多いです。
その中に恋愛対象にできる人がいなければ、恋人となる可能性がある異性と出会う場を見つけるだけで一苦労でしょう。

ネットであればそういった心配はなく、地方や首都圏といった場所的な格差もありません。
最後に現実の姿が反映されないのも利点になる人が少なからずいるでしょう。
顔より中身とは言いますが、その中身を見てもらうには顔が良くないと上手くいかないことが往々にしてあります。

ネットであれば、最初から中身で勝負が出来ますから、現実でモテなくても持てる可能性が十分にあります。
それにネットには顔が悪い人しかいないわけではありませんので、顔は良いのにモテないという人と付き合えるかもしれません。

ネット恋愛をしている人口は?

はっきりと何人ということはできませんが、推測することはできます。
婚活サイトや恋愛サイトでも大手サイトに登録している20代の会員数は150万人だと言います。日本の20代の人口は約1400万人ですから、10人に1人登録しています。

それに現在の日本に人口が1億2千万人くらいですから、冒頭で書いた通り10人に1人もしくは4人に1人がネット恋愛をしているのであれば、1千万人は経験があることになります。
これに関しては、年齢による意識の違いや可能不可能もありますから、一概に言ってはいけませんが、かなりの数であるとは言えるでしょう。
また、女性誌のアンケートで300人中40人以上がインターネットで出会って付き合ったことがあると回答していますから、女性であってもネット恋愛をしていると言えます。

4人に1人がネットで出会った人と付き合う時代

別のデータで、インターネットで出会った人と実際に会ったことがあると答えた人が約40%だと言います。
その中の約25%が付き合ったと回答していますから、ネットを使う人にとってネットでの出会いは大きな位置を占めていることがわかります。
仮に100人いたら10人は付き合ったということになりますから、10人に1人というのもあながち間違いではないように思いませんか。